Laravelが使えるレンタルサーバー6選

2019年9月12日

Laravel

Laravel(ララベル)は今ホットなPHPのフルスタックフレームワークです。

メンテナンス性が悪化しやすいPHPの弱点を補うことができ、バージョンアップも早いことから、CakePHPやFuelPHPを抜いてPHPの代表各といえるフレームワークになりました。

そんなLaravelを学習したり、作成したWebアプリケーションを公開したりするのに欠かせないのがレンタルサーバーです。

この記事では、主に個人の学習用途や小規模の開発グループを対象に、Laravelに最適なレンタルサーバーとVPS(仮想専用サーバ、英語:virtual private server)の選び方を解説したいと思います。

Laravelアプリを公開するにはレンタルサーバーの利用がベスト

Laravelを学習したり、作ったWebアプリケーションをインターネット上に公開するには、自宅にサーバー環境を設置するか、どこかからサーバーを借りてくる必要があります。

学習目的なら、自宅で使っているPCに直接Laravel環境を構築したり、VMwareを使って仮想環境を用意したりするだけで済みますが、いざインターネットで公開(デプロイ)しようと思うと、24時間365日稼働するサーバー機器を用意し、万全のセキュリティ対策を行うなど、かなり敷居が上がります。

そんなときに便利なのは、サーバー事業者が提供しているレンタルサーバー、または、VPSを利用することです。

レンタルサーバーやVPSは、月数百円から数千円程度の料金を支払うことで、自由にサーバー環境を利用することができます。

契約の範囲内に限られますが、事業者が24時間365日サーバーを保守・管理してくれる上、セキュリティ対策やネットワーク保守なども代行してくれるため、自分で面倒な作業を行う必要がありません。

Laravelに対応したサーバーの種類とメリット

サーバー事業者が提供するサービスには、「共用タイプのレンタルサーバー」、「専用タイプのレンタルサーバー」、「VPS(virtual private serve)」などがあり、また近年では「クラウドサーバー」などが普及してきています。

それぞれの簡単な違いとメリットは以下のとおりです。

共用タイプのレンタルサーバー

1台のサーバーを複数の契約者が共有するタイプのレンタルサーバーです。

一般的には、Webサイトの運営やメールサーバーとして使われており、サーバーを自由に設定できる管理者権限(root)はありません。

自由に設定できないため制限は多いですが、利用料金が安く、またうっかりサーバー環境を壊したり、セキュリティーが脆弱になったりということもないため、プログラミング初心者におすすめです。

ただし、月額100円などの激安プランでは、サーバーをコンソールで操作する「SSH」に対応していなかったり、「MySQL」を利用できなかったりするため、注意が必要です。

専用タイプのレンタルサーバー

1台のサーバーを一人の契約者が占有するタイプのレンタルサーバーです。

自分自身でOSのインストールから設定まで行うものと、サーバー業者がすべての環境設定を代行してくれる「マネージド専用サーバー」に分かれており、いずれも共用タイプと比べて利用料金は高額です。

専用なので管理者権限(root)があると思いがちですが、マネージド専用サーバーには付いていないため注意してください。

どちらかといえばネットショップやポータルサイトを運営するような法人向けのサービスで、個人や少人数で使うには不向きです。

VPS/クラウドサーバー

1台のサーバーを複数の契約者で共有するものの、各契約者が仮想的に自分専用のOSを使えるタイプです。

VPSとクラウドサーバーは性質が似ているため、どちらを使えばよいか迷いがちですが、簡単に分類すると「VPSはリソースが固定されており料金も月払い、プラン構成もいくつかの中から選ぶだけ」、「クラウドサーバーは使ったリソース分だけ時間単位で料金が発生し、プラン構成は希望に合わせて自由自在」となります。

自分専用のOSということで、基本的には管理者権限(root)があります。

何社かマネージドクラウドというサービスを提供していますが、こちらは共用タイプのレンタルサーバーと同じように、管理者権限(root)がないため注意してください。

一般的にはクラウドサーバーのほうが料金が高い傾向にあるので、中長期に渡って使うならVPS、短期間で集中的に使うならクラウドサーバーを選ぶと良いでしょう。

なお、最近は両方の特性を併せ持つハイブリッドタイプも登場し、人気を集めています。

Laravelが使えるレンタルサーバー

前述したとおり、Laravelに対応したサーバーには「共用タイプのレンタルサーバー」、「専用タイプのレンタルサーバー」、「VPS/クラウドサーバー」の3種類があります。

このうち専用タイプのレンタルサーバーは、法人が使う大規模なサービス向けであり、この記事の対象である「個人の学習用途や小規模の開発グループ」からは外れるためこの記事では省略します。

共用タイプのレンタルサーバー

共用タイプのレンタルサーバーは、サーバーの構築・保守管理に余計な手間をかけたくない方におすすめです。

料金はピンきりですが、値段だけを見て借りると障害が多発して使えなかったり、情報が少なくて使い方がわからなかったりとあとで苦労することも多いため、ある程度実績のあるサーバーを選んだほうが無難です。

エックスサーバー

おすすめ

エックスサーバー

プラン詳細X10X20X30
費用
初期費用 (+税)3,000円
月額料金 (+税)900円 ~1,800円 ~3,600円 ~
無料お試し期間10日間
機能・性能
ディスク容量SSD RAID10200GB300GB400GB
1日の転送量70GB90GB100GB
データベースMySQL50個70個70個
マルチドメイン無制限

エックスサーバーは、個人のブログからアフィリエイトなどのスモールビジネスを行っている方に人気のレンタルサーバーです。

価格の割に大量のアクセスにも強く、稼働率も安定しているため、自作のLaravelアプリを一般公開するのにも向いています。

全てのプランでSSHに対応しているほか、PHPバージョンも7.2.xまで対応しているため、2019年9月時点で最新のLaravel 6.0も利用できます。

公式サイトを確認する

北河
エックスサーバーのさらに詳しいレビューはこちらから
エックスサーバー

おすすめ度 100% 評価: 5.0(1件のレビュー) エックスサーバーは、エックスサーバー株式会社が2004年から運営している高機能、高品質なレンタルサーバーです。 月額900円からと低価格ながら、 ...

続きを見る

mixhost

mixhost

プラン詳細スタンダードプレミアムビジネスビジネスプラス
費用
初期費用 (+税)0円
月額料金 (+税)880円1,780円3,580円7,180円
無料お試し期間10日間
機能・性能
ディスク容量All SSD150GB250GB300GB400GB
1ヶ月の転送量2TB4TB6TB7TB
データベースMySQL無制限
マルチドメイン無制限

mixhostは、2016年6月にサービス提供を開始した新興のクラウド型レンタルサーバーで、契約途中のプラン変更など、共有サーバーとクラウドサーバーのいいところを合わせもっています。

エックスサーバーと比較すると、スペックと料金が少し劣りますが、「cPanel」と呼ばれるコントロールパネルからLaravelをワンクリックでインストールできるのは便利です。

また、エックスサーバーと同様にPHPバージョンも7.2.xまで対応しているため、2019年9月時点で最新のLaravel 6.0も利用できます。

一方で新興ということで、サービス品質には不安が残ります。障害情報も結構多いようなので、本格的に使うようであればしっかりチェックしておきましょう。

公式サイトを確認する

北河
mixhostのさらに詳しいレビューはこちらから
mixhost

おすすめ度 90% mixhostは、アズポケット株式会社が2016年6月にサービス提供を開始した新興のクラウド型レンタルサーバーです。 国内では数少ないアダルトコンテンツ、二次創作コンテンツに完全対 ...

続きを見る

ロリポップ!

ロリポップ!

プラン詳細エコノミーライトスタンダード エンタープライズ
費用
初期費用 (+税) 1,500円 3,000円
月額料金 (+税)100円 ~250円 ~500円 ~2,000円 ~
無料お試し期間10日間
機能・性能
ディスク容量10GB50GB120GB400GB
1日の転送量40GB60GB100GB無制限
データベースMySQL×1個30個100個
マルチドメイン20個50個100個無制限

ロリポップは月額100円から使える超激安レンタルサーバーです。

下のプランは個人のブログ、上のプランは法人サイトまでとさまざまなユーザーが利用しており、Laravelに関する情報も豊富です。

SSHはスタンダードプラン以上で使うことができますが、それ以外のプランでは使えないため、Laravelをインストールするときは工夫が必要です。

また、2019年9月現在PHPバージョンは7.1までしか対応していないため、最新のLaravel 6.0を使うことはできません。

2019年9月2日に登場したハイスピードプランではver7.3を利用できます。

公式サイトを確認する

北河
ロリポップ!のさらに詳しいレビューはこちらから
ロリポップ!
ロリポップ!

おすすめ度 90% ロリポップ!は、GMOペパボ株式会社が運営しているひと月100円から利用出来る格安レンタルサーバーです。4つのプランが用意されており、どのプランも一般的な格安レンタルサーバーを更に ...

続きを見る

VPS/クラウドタイプのサーバー

VPS/クラウドタイプのサーバーは、「一からサーバー立ち上げて自由に設定したい」、「データベースなどを任意のバージョンにしたい」という場合におすすめです。

例えば、デプロイ先の専用サーバーを別に用意していて、開発のために環境を合わせるなどの用途では、自由に環境を構築することができるVPS/クラウドタイプのサーバーが便利です。

サーバーのスペックに応じたさまざまなプランがありますが、使いたいOSバージョンをサポートしているか、プランのスケールアップ・ダウンが自由にできるか、途中で解約できるか、といった点を中心に選ぶと失敗せずに済みます。

また、一部のVPSでは「KUSANAGI」というWordPress高速化技術を利用できます。一見するとWordPressだけが高速になるように見えますが、その実態はPHP、Apache、Nginx、MySQL(MariaDB)を高速に実行するための実行環境で、Laravelもその恩恵を受けることができます。

ConoHa VPS

ConoHa VPS

プラン詳細512MB1GB2GB4GB8GB16GB32GB64GB
費用
初期費用 (+税)0円
月額料金 (+税)630円810円1,750円3,420円6,670円13,010円25,370円49,480円
無料お試し期間なし
機能・性能
CPU1コア2コア3コア4コア6コア8コア12コア24コア
メモリ512MB1GB2GB4GB8GB16GB32GB64GB
ディスク容量20GB50GB
1ヶ月の転送量無制限
開発環境
OSCentOS / Ubuntu / Debian / FreeBSD など
保守・サポート

ConoHa VPSはクラウドベースのVPSで、初期費用が無料、かつ、最低利用期間なしで月の途中でも解約できるという手軽さが売りです。

プランのスケールアップ・ダウンにも対応しているほか、サーバー事業者としては珍しく学割にも対応しているため、学生の勉強用途にも最適です。

無料のお試し期間はありませんが、使った時間だけ料金がかかる仕組みなので、少しだけ使いたいというときにも便利です。

公式サイトを確認する

北河
ConoHa VPSのさらに詳しいレビューはこちらから
ConoHa VPS

おすすめ度 90% ConoHa VPSは、お名前.com等で有名なGMOインターネット株式会社のVPS(仮想専用サーバー)です。 お名前.com レンタルサーバーなどサーバー運用に定評がある同社です ...

続きを見る

さくらのVPS

さくらのVPS

プラン詳細5121G2G4G8G16G32G
費用
初期費用 (+税)1,000円1,500円2,000円4,000円8,000円16,000円32,000円
月額料金 (+税)582円 ~825円 ~1,448円 ~3,300円 ~6,600円 ~13,200円 ~25,666円 ~
無料お試し期間14日間
機能・性能
CPU仮想1コア仮想2コア仮想3コア仮想4コア仮想6コア仮想8コア仮想10コア
メモリ512MB1GB2GB4GB8GB16GB32GB
ディスク容量SSD20GB30GB50GB100GB200GB400GB800GB
HDD-100GB200GB400GB800GB1.6TB-
1ヶ月の転送量無制限
開発環境
OSCentOS 6 / Cnet OS 7 / Ubuntu 14.04など

さくらインターネット株式会社が運営している定番のVPSです。

月額582円から利用することができ、CentOS、Ubuntu、Debian、Fedoraなど一通りにLinuxディストリビューションが揃っています。

2週間の無料お試し期間もあるため、とりあえず初めて借りるから様子をみたいという初心者にもおすすめです。

公式サイトを確認する

北河
さくらのVPSのさらに詳しいレビューはこちらから
さくらのVPS

おすすめ度 100% さくらのVPSは、さくらインターネット株式会社が運営しているVPSサーバーです。 月額582円という個人でも借りやすい手頃な料金設定ながら、CentOS、Ubuntu、FreeB ...

続きを見る

さくらのクラウド

さくらのクラウド

さくらインターネット株式会社が運営しているクラウドサーバーです。

さくらのVPSとの主な違いは、時間単位の料金か、サーバー構成をより自由に選べるか、契約途中のスケールダウンに対応していること、などが挙げられます。

VPSと比べて利用料金が高額なため、どちらかといえばVPSで開発したアプリを本番環境として公開する、というような使い方のほうがおすすめです。

サーバーの構成に関しては、無数のパターンがあるため借りる前に組み合わせをしっかり確認しましょう。

公式サイトを確認する

Windowsに対応したレンタルサーバーでも利用できる?

Linux以外にWindows ServerでもLaravelを利用することができます。同一構成のLinuxサーバーと比較して料金が1.5倍~2.0倍かかりますが、Windowsでなければならない理由があれば検討する余地はあります。

この記事では詳しく扱いませんが、ConoHa VPSのWindows版である「 ConoHa for Windows Server 」などがおすすめです。

ConoHa for Windows Server

おすすめ度 80% ConoHa for Windows Serverは、お名前.com等で有名なGMOインターネット株式会社のWindows Server専用VPS(仮想専用サーバー)です。 グルー ...

続きを見る

  • この記事を書いた人
レンタルサーバー比較×検索@北河

レンタルサーバー比較×検索@北河

レンタルサーバー比較×検索の北河です。レンタルサーバーの選び方がわからない・・・。そんな方に向けて、現役IT技術者の観点からポイントを抑えた比較術をご紹介していきます!

-プログラミング・ツール, 特集記事
-, ,

Copyright© レンタルサーバー比較×検索 , 2020 All Rights Reserved.