Javaが使えるレンタルサーバーを分析・比較

2016年4月3日

Pexels / Pixabay

Java(ジャバ)は、Sun Microsystems社が開発したオブジェクト指向型のプログラミング言語です。

「Write Once, Run Anywhere」といわれるように、Javaで作られたプログラムは特定のOSやCPUに依存せず、パソコンはもちろんスマートフォンなどのモバイル端末、企業などのインフラを担う大規模なサーバーまで幅広い用途で使われています。

また近年では、PHPやPerlの代わりにJavaサーブレット(Java Servlet)やJSP(Java Server Pages)といった技術を使えるようになり、利用されるシーンも増加しています。

この記事では、個人でも手が届く価格帯を中心にJavaを使えるレンタルサーバーとその特徴についてご紹介します。

2020年4月版 Java対応のレンタルサーバー/VPS比較

Javaに対応した人気のレンタルサーバー/VPSを比較できるように一覧表でまとめました。

各サーバーの内容はプランによって異なりますが、今回は一番ランクの低いプランを掲載しています。

サービス名初期費用 (+税)月額料金 (+税)無料期間ディスク容量メモリ1日の転送量OSおすすめ度
さくらのVPS 1,000円 ~582円 ~14日間20GB ~512MB ~無制限CentOS 6 / Cnet OS 7 / Ubuntu 14.04など
100%
GMOクラウド VPS 4,000円780円 ~15日間50GB ~1GB ~無制限CentOS / Debian / Ubuntu / CloudLinux (有償) / Windows Server 2008 R2 (有償)など
80%

ConoHa VPS

0円630円 ~なし20GB ~512MB ~無制限CentOS / Ubuntu / Debian / FreeBSD など
90%

レンタルサーバーでJavaを使うには実行環境が必須

まず大前提として、Javaで作られたアプリケーションを実行するには、Javaの実行環境が構築されている必要があります。

Webサイトなどで一般的に使われている共用タイプのレンタルサーバーは、1つの物理的なサーバーを複数の契約者が共有するという性質上、利用者ごとにJavaの実行プロセスを分離することができません。

そのため、Javaを利用するにあたり以下の制約が発生します。

  • 利用者毎に独立してJavaアプリケーションを実行することができない
  • 高負荷なプロセスのみを強制終了させることができない
  • 誰かがTomcat(Javaサーブレット・JSPを処理するアプリケーションサーバー)を再起動すると、他のユーザーも巻き添えをくらう

上記の制約はサーバーの利用者・運営者の双方にとって都合が悪いため、現状Javaを許可している「共用サーバー」はほとんどありません。

そのため、レンタルサーバーでJavaを使う場合は、自由にプログラム環境を構築できるVPS(仮想専用サーバー)やサーバー1台を丸ごと専有できる「専用サーバー」を使うケースが一般的です。

Javaに対応した共用サーバーは少数派で選択肢がない

非常に数は少ないですが、特殊な仕組みでJavaを利用できる共用サーバーもあります。

ただし、サーバーの選択肢が少ない上にあまり自由に環境を構築することもできないため、よほどの制約条件がある場合以外はおすすめしません。

1stレンタルサーバーの「JAVAレンタルサーバープラン」など

そのため、基本的にはVPSや専用サーバーを使うことになります。

Javaに対応したおすすめVPSを比較!

VPSでは仮想的とはいえサーバーを1台丸ごと借りることができるため、Javaの実行環境も自由に構築することができます。

Java実行環境のインストール実績があるサービスはいくつか存在しますが、ここではそのなかから代表的なものをご紹介します。

これらのなかには、共用サーバー並に価格が安いプランもあるため、Javaを使ったサービスを本格的に運用したい場合はもちろん、勉強も兼ねて環境をイチから構築したい場合にもおすすめです。

さくらのVPS

さくらのVPS

プラン詳細5121G2G4G8G16G32G
費用
初期費用 (+税)1,000円1,500円2,000円4,000円8,000円16,000円32,000円
月額料金 (+税)582円 ~825円 ~1,448円 ~3,300円 ~6,600円 ~13,200円 ~25,666円 ~
無料お試し期間14日間
機能・性能
CPU仮想1コア仮想2コア仮想3コア仮想4コア仮想6コア仮想8コア仮想10コア
メモリ512MB1GB2GB4GB8GB16GB32GB
ディスク容量SSD20GB30GB50GB100GB200GB400GB800GB
HDD-100GB200GB400GB800GB1.6TB-
1ヶ月の転送量無制限
コントロールパネル
開発環境
OSCentOS 6 / Cnet OS 7 / Ubuntu 14.04など
保守・サポート
電話サポート平日10:00 ~ 18:00
メールサポート24時間365日
その他・制限事項
アダルトサイト×
再販

さくらのVPSは月額582円という価格設定のため、個人ユーザーからも人気のVPSです。

インストールできるOSも「CentOS」、「Ubuntu」などのLinux系OSが一通り揃っており、Javaを実行するための環境を自由かつ簡単に構築することができます。

また、サーバー利用に欠かせないroot権限も与えられるため、MySQLデータベースなど、Javaと連携すると便利なソフトウェアも自由にインストールすることができます。

なお、共用サーバーと異なりセキュリティ対策などはすべて自分で行わなければならないため、作成したアプリケーションをインターネット上に公開する場合は十分注意が必要です。

公式サイトを確認する

北河
さくらのVPSのさらに詳しいレビューはこちらから
さくらのVPS

おすすめ度 100% さくらのVPSは、さくらインターネット株式会社が運営しているVPSサーバーです。 月額582円という個人でも借りやすい手頃な料金設定ながら、CentOS、Ubuntu、FreeB ...

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クラウドVPS byGMO(旧GMOクラウド VPS)

GMOクラウドVPS

プラン詳細1GB2GB4GB6GB8GB12GB
費用
初期費用 (+税)4,000円
月額料金 (+税)780円 ~1,280円 ~2,380円 ~4,580円 ~6,580円 ~10,480円 ~
無料お試し期間15日間なし
機能・性能
CPU仮想2コア仮想3コア仮想4コア仮想5コア仮想6コア仮想7コア
メモリ1GB2GB4GB6GB8GB12GB
ディスク容量50GB100GB200GB400GB600GB800GB
1ヶ月の転送量無制限
コントロールパネル△ (Pleskオプション)
開発環境
OSCentOS / Debian / Ubuntu / CloudLinux (有償) / Windows Server 2008 R2 (有償)
保守・サポート
電話サポート平日10:00~18:00 (有償サポートは夜間、休日祝日も対応)
メールサポート24時間365日
その他・制限事項
アダルトサイト
再販

クラウドVPS byGMOは、GMOクラウド株式会社が運営する高性能・高品質なVPSです。

月額780円からとコストパフォーマンスに優れた料金設定ながら、Linux系OSが一通り揃っています。

また環境を簡単に構築できる「テンプレート・パッケージ」も用意されているため、サーバーを引き渡された直後からJavaを利用することができます。

ほかのVPSに比べて価格面で劣るものの、SLA(サービス品質保証制度)がある点やサポート体制が充実している点、CPUやメモリのスペックが高い点では有利です。

また、サーバーを管理するための多機能コントロール パネル「Plesk」を無料で使うことができるため、こちらにメリットを感じる場合はGMOクラウドVPSも良い候補に上がります。

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北河
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クラウドVPS byGMO(旧GMOクラウド VPS)

おすすめ度 80% GMOクラウド VPSは、GMOクラウド株式会社が運営する高性能・高品質なVPS(仮想専用サーバー)です。 月額842円からとコストパフォーマンスに優れた料金設定ながら、Linux ...

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ConoHa VPS

ConoHa VPS

プラン詳細512MB1GB2GB4GB8GB16GB32GB64GB
費用
初期費用 (+税)0円
月額料金 (+税)630円810円1,750円3,420円6,670円13,010円25,370円49,480円
無料お試し期間なし
機能・性能
CPU1コア2コア3コア4コア6コア8コア12コア24コア
メモリ512MB1GB2GB4GB8GB16GB32GB64GB
ディスク容量20GB50GB
1ヶ月の転送量無制限
コントロールパネル
開発環境
OSCentOS / Ubuntu / Debian / FreeBSD など
保守・サポート
電話サポート平日10:00~18:00
メールサポート24時間365日
その他・制限事項
アダルトサイト×
再販

ConoHa VPSは、お名前.com等で有名なGMOインターネット株式会社が運営するVPSです。

月額680円からとコストパフォーマンスに優れた料金体系に加えて、初期費用無料で最低利用期間なし、転送量に対する課金も一切なしと、初めてVPSを利用する人でも気兼ねなく利用できる点が魅力的です。

また、学生・教職員の方はConoHaカードで決済すると10%オフの学割が効きます。勉強用途に使う場合はかなりお得です。

公式サイトを確認する

北河
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ConoHa VPS

おすすめ度 90% ConoHa VPSは、お名前.com等で有名なGMOインターネット株式会社のVPS(仮想専用サーバー)です。 お名前.com レンタルサーバーなどサーバー運用に定評がある同社です ...

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専用サーバーでもJavaに対応できるけど・・・?

専用サーバーにもVPSと同様にJava環境を自由に構築できるものがあります。

共用サーバーやVPSと異なり、1台丸ごとサーバーマシンを専有するため、安定性は抜群ですが一方で利用料金は割高になる場合がほとんどです。

十分な性能をもった専用サーバーは、本記事で想定している個人でも手が届く価格帯から外れてしますので、この記事では省略します。

たとえば、さくらの専用サーバーであれば月額9,720円からとなります。

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レンタルサーバー比較×検索@北河

レンタルサーバー比較×検索@北河

レンタルサーバー比較×検索の北河です。レンタルサーバーの選び方がわからない・・・。そんな方に向けて、現役IT技術者の観点からポイントを抑えた比較術をご紹介していきます!

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