ホームページとブログならどっちを作る?役割の違いと使い分け方

2016年2月27日

coffeebeanworks / Pixabay

ホームページとブログって何が違うの?

パソコンやスマートフォンでインターネットを利用する中で、ふとこんな疑問を抱くことはないでしょうか?

また、これから個人でブログを始めようと思っている方、自社や自店舗のホームページを作りたいと思っている方もブログとホームページの違いについて疑問を抱いたことがあるかもしれません。

インターネットでは時間が経つにつれて物事の定義がだんだん変化していきますが、現在においてもホームページとブログはある程度の役割りの違いを持って構築されることが多いようです。

この記事では、ホームページとブログの役割の違いと使い分け方についてお話したいと思います。

ホームページとブログの違いは9つある

ホームページとブログの違いを特性、役割の観点からのまとめると以下のようになります。

  ホームページ ブログ
主な目的 セールスレター ニュースレター
主な運営者 企業や公的機関、サークルなど 個人、企業の広報担当など
サイト構成 トップページを中心とした階層型構造 投稿ごとにページが独立している分散型構造
情報 種類 商品・サービスに関する情報が中心 個人のノウハウや感想から、商品・サービスに関する情報まで幅広い
流動性 固定情報が中心 可変情報が中心
検索性 情報が一定の基準で整理されており、必要な情報が探しやすい 基本的に時系列で情報が配置されており、情報が古くなるにつれ探しにくくなる
更新有無の通知方法 トップページに更新履歴を用意するなどして、更新されたことを訪問者に伝える必要がある 最新の投稿がトップページに表示されるため、個別に更新したことを伝える必要はない
訪問者とのコミュニケーション お問い合わせフォーム コメント蘭、お問い合わせフォーム
セキュリティ 悪意のある攻撃者からサイトや個人情報を守るためセキュリティを強く意識することが多い 攻撃されるリスクが少ないため、セキュリティをあまり意識していない
主な運営方法 レンタルサーバーを借りて運営する
自社独自のサーバーを立てて運営する
無料のブログサービスを利用する
レンタルサーバーを借りて運営する

ホームページはあまり変化しない情報を伝えるのに使う

ホームページは商品・サービスに関する情報など、一度掲載したらあまり変化しないような固定情報を伝えることに優れています。

企業や商店などビジネスを目的としたサイトの場合、掲載している情報が常に一貫していると同時に、初めて訪問した人でも迷うことなく目的のページにたどり着けるようにしなければなりません。

そのため、ホームページでは通常トップページやヘッダー部にサイト内の情報を特性ごとに整理したメニュー機能を用意しています。

また、問い合わせ窓口や商品の販売窓口を兼ねている場合、悪意のある攻撃者からサイト全体や個人情報を守るため、セキュリティを強く意識した構成を取ることもあります。

例えば、HTTPSをサポートして通信内容を暗号化するなど

また、通常レンタルサーバーを借りて運営し、24時間365日安定してサービスを提供することが求められます。

ブログは日々変化していく情報を伝えるのに使う

ブログはニュースや日記など、日々変化していくような可変情報を伝えることに優れています。

投稿した記事は常にサイトのトップページに表示されるため、訪問者は常に新鮮な情報を得ることができます。

ブログは企業サイトの窓口としても使うことができ、訪問者が知って得する情報や共感する情報などを日々投稿していくことで企業に対する期待や関心を高め、より収益に繋がるホームページにアクセスを誘導することもできます。

役割の違いを理解して使い分けましょう!

ホームページとブログそれぞれの役割りの違いを理解して使い分けることで、より効果的にWebサイトを運営することができます。

企業だからホームページ、個人だからブログというありがちな既成概念にとらわれず、自分が発信したい情報にあったWebサイトが構築して行きましょう。

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